お金ってバーチャルな存在だけど、必要なんだよね。

お金の話
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こんにちは。ゆるセミ(@yuru_semi)です。

ゆるく目指すセミリタイア生活を略して、ゆるセミです。

最近は仮想通貨が暴騰したり、日経平均株価が上がったり、ダウが3万ドルを突破したりと投資をしていると様々なことが起こりました。

そして、そんなことがあるたびに思うことがあるのです。

お金ってすっごくバーチャルなんだなぁーって。

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金額が上がったり下がったり目まぐるしい

ローソクと折れ線チャート

投資をやっているとお金がすごい勢いで変動します。

特に、ビットコインなどの仮想通貨はボラティリティ(変動率)が大きいです。

朝起きたら、20万円以上もお金が増えていたりします。

僕の1ヵ月の給料分が寝て起きたら、スマホの画面に増えているんです。

その驚きたるや。

頭は混乱中で、寝ぼけまなこも一瞬で見開いてしまいます。

 

嬉しいことは嬉しいのですが、こんなことがあるたびに思うのです。

お金ってつくづくバーチャルだよなって。

よくよく考えれば、通帳の残高だって数字を書き足しただけです。

そんな数字で僕らは一喜一憂してるんだなぁーと思うと何とも言えない気持ちになるのです。

毎日必死こいて働いて、お客さんや上司に怒られつつもグッと我慢して。

耐えて耐えて、給料日に数字が増えたら喜ぶ。

お金って何ですかね?

お金は人間が作った便利な道具の一つ

お金って、価値を測る・交換・保存する役割があります。

価値を測るとは、値段を決めるという意味です。

肉と魚を交換したいときに、その肉と魚が同じ価値なのか違うのかを測るのは、お金がないと不便です。

また、お金で価値を測ることができたら、肉と魚をお金を介して交換することができます。

そして、肉や魚は腐ってしまうので価値を保存できませんが、お金は腐りませんから価値を保存できます。

 

まぁ、元々はそんな意味合いだったのが、今ではお金に人生を左右されるほどになってしまってます。

お金がなければ、現代社会は何もできません。

ご飯を食べることも家に住むこともできません。

つまり、ライフラインを得るためにはお金が必要なのです。

だからこそ、社会はお金を得るために嫌なことでも我慢して働いてる人たちがいるのでしょう。

そして、皮肉なことにお金のために働いている人たちが自由になるためには、さらなるお金が必要なのです。

しかし、そもそもそのお金自体がバーチャルな存在で、経済自体が人間が作り出したバーチャルです。

 

リアルで働いて、バーチャルなお金を手に入れる。

バーチャルなお金で、リアルな食べ物や住むところを手に入れる。

そのバーチャルなお金をたくさん手に入れて、セミリタイアをしたい自分。

 

考えれば考えるほど滑稽な気がしてきました。

とはいえ、貨幣経済かつ資本主義である今の実状では、バーチャルなお金のために働かざるをおえないのでしょう。

伝えたいのはお金の価値は変わる可能性があるということ

国会議事堂にお金が降る

バーチャルなお金という考えを持ってから、お金の価値に対して疑問を抱くようになりました。

日本人ならあまり日本円を疑うことはほとんどないのでしょうが、政治的に安定していない国などは自国の通貨の価値を信じていないことが多いようです。

だからこそ、そういう国の人たちは基軸通貨であるドルや金や仮想通貨などを買い求めるそうです。

価値があいまいなものではなく、しっかりした価値が保証されるものを持ちたいということでしょう。

しかし、お金の価値は変わる可能性があると思っていた方がいいと思います。

そんな大前提のところを疑うと何もできないと思う人は多いと思いますが、僕は疑っています。

 

日本は少子高齢化による社会保障を維持するための費用の問題や経済成長が鈍い問題を抱えています。

これに対し、MMT(現代貨幣理論)が有用だという意見はよくあります。

MMTとは、自国でお金を刷ることができれば、多額の国債を発行し、多くのお金を刷るというものです。

これにより政府は社会保障費を賄うことができます。

また、多くの公共事業を発注することが可能になり、仕事がうまれ、経済が好転していきます。

問題としては、大量にお金を刷るので、お金が紙くずになるハイパーインフレの可能性があるということです。

実際にどうなるかわかりませんし、現状はMMTが実行されているわけではありません。

ただ、今後MMTを採用し、その結果ハイパーインフレになる可能性もあるので、その時のことも考えていた方が良いんじゃないかというわけです。

だからこそ、農業や狩猟や釣りといった自分で自給できるようなスキルは必要なのかもしれないとも考えたり。

 

お金がないと何もできないではなく、お金がなくても何とかなりそうって感じにしておきたいですね。

もし、お金の価値が変わるような出来事が無くても、増税や収入が下がるといったことがあったら、お金が無くても何とかなるスキルがあれば役に足ちますしね。

まとめ

僕たちはお金のために必死こいて働いています。

お客さんに文句言われたり、上司に怒られたり、理不尽のオンパレードです。

そんなに必死で働いて得たお金が実はバーチャルなモノで、価値も変わる可能性があるとは思いたくはないです。

しかし、お金の価値は変動するのです。

極端なインフレやデフレが起きればお金の価値が変わりますから。

だからこそ、セミリタイアを目指すなら、お金だけに頼らないようにしておきたいですね。

よく言う分散化です。

自給できるスキル・助け合える人脈などなど。

実際、僕もできているわけではありませんが、最近は農業の本を読み始めました。

特に、農薬や肥料を使わない自然農法はコストも手間もあまりかからないので良いんじゃないかとも考えています。

 

まぁ、ここまで考えて行動するのであれば、もうセミリタイアじゃなくて別の生き方を模索しそうな勢いですね(笑)

今回の記事は、こんな可能性もあるよねってぐらいで読んでもらえたらいいかなーと思います!

 

 

 

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